葉っぱの、やつ。。。
あ、カメムシの風味がある
葉っぱの、やつ。。。
社会人になって友達とたわいもなく喋る機会が減ったので、
単語がすぐに出てこなくなった。
ちなみに、上の文章は家庭料理とみせかけて、めちゃめちゃスパイスが効いている日替わり定食の竜田揚げを食べたときの感想である。
断っておくが、僕はこの「葉っぱの、やつ」が大好きである。
見た目は普通の葉っぱだが独特の風味がある、大学生の時に友達と京都のカレー屋さんにトッピングとして置いてあって、カツカレーとの相性に感動した、あの葉っぱ、ぱ、ぱ、ぱ
あ、そうそう思い出したパクチーだ。
こんな流れが日に50回はある。
もう一つ断るとカメムシは嫌いである。
カメムシが嫌いすぎて、高知を出ていくことを検討したが、
大阪へ旅行に行ったとき、コンビニの軒先に群がっているのを見て絶望したことがある。
それ以来、嫌いになることを諦めて、今現在はカメムシとの生涯の共存を覚悟している。
ここ一年ほどで、スパイスや香辛料を使ったご飯が大好きになった。
今日はラーメンの気分だな、と同じ感覚で今日はスパイスが効いたご飯食べたいな、という気分が自分の中に設けられた。
おいしいのに加えて、想像もできない味にわくわくするのである。
今日の竜田揚げみたいに、思わぬところで出くわすのもサプライズ感があって楽しい。
ただ、目の前で僕と同じ日替わりを食べている杖をついたおじいさんが、このパクチー竜田揚げを受け入れることができるか、少し不安になりながら、最後の味噌汁を飲み干し席を立つ。
ごちそうさまでした。